2015年3月16日月曜日

伝統を感じながら おいしく食べる

今日は十六団子の日です。

3月16日は農神おろしの日と言われ、山と里を行き来する農事の神様が山から種子を抱いて里に下りてくる日とされています。その神様をおもてなしするために用意されるのが16個のお団子。昔の人たちは臼杵の音を聞いて神様が降りてくると信じていたので、この日に臼杵で餅を作っていたそうで、秋の収穫後10月16日に山へ戻る神様のためにも、お見送りのため同じように16個の団子を供えていました。



十六団子を作るときに使う上新粉、これはお米から作られているのでお米と同様に良質なタンパク質を含み、またアミノ酸バランスも良いそうです。おいしく食べて体を元気にしてくれるからこそ、活動が高まる春に食べられていたのかもしれませんね。




お団子づくりのあとに余った上新粉は、唐揚げや天ぷらなどの揚げものの際にまぜて使うと油の吸収を抑えてくれるのでヘルシーかつカラッと揚がりますよ。ホームベーカリーをお持ちの方はパンづくりにも。


シンプルなお団子には、和と洋の感性を取り入れて手作りされた味のある食器はいかがでしょうか?

// so many years //という新たなテーブルウェアが入荷しています。
フランスで30年以上作陶していた陶芸家のフランソワ・ジャルロフがヨーロッパや日本、中国などを旅して得た西洋食器と天目茶碗などのエッセンスを活かし、ベトナム北部の伝統的な陶芸村の良質な土と釉薬を用いて製作しています。
1300℃の高温で焼くことで吸水性が低く丈夫なので、手工芸品ながら電子レンジや食洗機が使えるという利便性も兼ね備えています。



季節の習わしや昔からの伝統を、舌と道具で楽しみながら日々を過ごしていけたら素敵ですね。

■最後に店休日のお知らせです。
第3火曜日の明日、17日はお休みいただきますので、お出掛けの際はご注意ください。

Sakka展がついに土曜日に迫ってまいりました。次回のブログでは作家さんを紹介いたします。

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