昨日までのすっきりしないお天気とはうって変わって、本日は気持ちよく晴れました!
平日ながらたくさんのお客様にご来店いただいております。
さて、本日は「サン・ジョルディの日」。
スペインのカタルーニャ地方から始まった、親しい人に本を贈る日とされています。
なぜこの日に本を贈るようになったのか・・・
昔々、カタルーニャという国に獰猛なドラゴンがいました。
住民たちは怪物を恐れ毎日1人生贄を捧げていました。
ある日、王様の娘が生贄になる順番が回ってきました。
多くの住民がお姫様を思い身代わりを申し出ましたが、王様は悲しみに身を裂かれる思いながらその申し出を断り、残酷な運命を姫に全うさせるしかありませんでした。
ところが、姫が餌になろうとしたまさにその時、真っ白い駿馬に跨った1人の若い騎士が勇敢にもドラゴンに立ち向かっていったのです。
その騎士こそサン・ジョルディその人で、厳しい戦況ながらも善が勝利をおさめ、姫は救い出されました。
その時ドラゴンから溢れ出した血から見たこともないような美しい薔薇が咲き、サン・ジョルディはその中でも一際美しい薔薇を、永遠の愛のシンボルとして姫に贈ったのでした。
以来、カタルーニャの人々は4月23日を「サン・ジョルディの日」とし、愛する人へ赤い薔薇を贈り合っていました。
そしてこの4月23日は「ドン・キホーテ」の作者セルバンテスの命日であり、シェイクスピアの伝説上の誕生日でもあることから、カタルーニャ地方の本屋がプレゼント用に本を買うと赤い薔薇を添えるようになったそうです。
年月は流れ、ユネスコに「世界本の日」に指定されたこともあり広く本を贈る日として知られるようになりました。
バルセロナの街にはこの日、花や本の市が立ち並んだりしているとのこと。こんな素敵な習慣なら、カタルーニャの人間でなくとも一緒に楽しみたいものですね!
そんなサンジョルディの日、本のようで本で無い、ちょっと変わった商品をご紹介いたします。
こちら、岩波の文庫デザインで実在する書籍のタイトルがプリントされています。
夏目漱石の「こころ」
福沢諭吉の「学問のすゝめ」
そして今日がきっとお誕生日、シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」
布製でぴったり文庫サイズ。
ファスナーポーチですが、実際に文庫カバーとしてもお使いいただけます。
本好きなお友達へのプレゼントにもお勧めです。
それぞれ数量わずかなので、気になる方はぜひお早めにご来店くださいね!
他にもディフューザーなど新商品がぞくぞくと入荷いたしておりますので、随時こちらで紹介してまいります。
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